【托】 6画 扌(3) 準1級
[音] | タク |
[訓] | おす |
おく | |
たのむ |
《意味》
【托する】たくする
「託する」とも書く。
【托生】たくしょう
他のものに生をまかせること。他のものにたよって生きながらえること。
「一蓮托生」
【托鉢】たくはつ
修行僧が、鉢を持って市中を歩き、他人の家の前に立って施しの米や金銭を受けて回ること。
「乞食」
【托卵】たくらん
鳥が、自分で巣を作らず、他の鳥の巣に卵を産んでひなにかえさせること。日本では、ホトトギスやカッコウなどにこの習性が知られている。
【花托】かたく
花柄の上端にあって、花弁・萼・めしべなどをつける部分。花床。
【茶托】ちゃたく
客に茶を出す時に、湯飲み茶碗を載せる小さな台。
【一蓮托生】いちれんたくしょう
結果の善し悪しに拘わらず行動や運命を共にすること。
仏教の言葉で、死後、極楽浄土の同じ蓮の花の上に生まれること。
「托」は「託」とも書く。
《字源》
声符は「乇(たく)」。
「乇」は草の葉が伸びて、その先端がものに寄りかかる形。